夜間の作業現場近くを往来する車などに作業員が接触する事故の増加が止まらず、
EUでいち早く定められた安全規格「EN47」をベースとした商品開発が一部のメーカーにて行われておりました。
しかし2015年10月には日本工業規格として「JIS T8127」が発行され、徐々に商品が揃い、
導入を検討されている企業様もかなり増えてきた・・・という印象です。
高速道路上の作業にも対応する「クラス3」になると、
蛍光素材と再帰性反射材が見える面積の決まりが非常に
大きくなるため、デザイン上はどのメーカーの商品も
同じように見えます。
EUでいち早く定められた安全規格「EN47」をベースとした商品開発が一部のメーカーにて行われておりました。
しかし2015年10月には日本工業規格として「JIS T8127」が発行され、徐々に商品が揃い、
導入を検討されている企業様もかなり増えてきた・・・という印象です。
高速道路上の作業にも対応する「クラス3」になると、
蛍光素材と再帰性反射材が見える面積の決まりが非常に
大きくなるため、デザイン上はどのメーカーの商品も
同じように見えます。
例えば、上のジャンパーは、高速道路上での作業をされている方がよく来ている色とデザインです。
ですが、実はこのブルゾンは電動ファン付のいわゆる「空調服」になっています。
同じように、各社から「透湿防水」や「ストレッチ性の高い」
素材を使用した物。
また極力薄手にして、立体的な織りにより「通気性を高めた」
素材の商品もあります。
そして商品選びで重要なのが、再帰性反射材の耐久性。
長期間使用するものなので、重要なポイントだと思います。
同じような商品に見えても、着用環境や運用方法によって、
商品の選び方は変わってくると思います。
「常に最高のスペックの商品を!」であれば問題は少ないかもしれません。
ですが、作業服には消耗品という実態もあるので、安易に
高価な商品をお選びになるのも
得策では無いと思います。
今の時代、「人を危険にさらすことは、会社をも危険にさらすこと」になりかねません。
私達もまだまだ勉強中ですが、もしご検討の際にはご相談ください。
「JIS T8127」とは、夜間の作業環境のリスク別にクラス分けを行い、そのクラス毎に視認性の要因を
決める再規制反射材や生地の色などを具体的な数値で定めた規格です。